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Saturday, June 13, 2020

Netflix最もアツい食ドキュメンタリー!あなたが食べてる大衆食にも、ドラマがある?(telling,) - Yahoo!ニュース

アメリカのスターシェフ、デイビッド・チャンがホストを務める「アグリー・デリシャス: 極上の”食”物語」。庶民の胃袋を熱狂させてやまない、うまいものの文化と歴史を追ったドキュメンタリーを、Netflix大好きライターが紹介します!

米スターシェフが食べ尽くす

「食」にまつわる番組の豊富なNetflixにおいて(なんせマリファナ料理に特化した番組まであるのだから)、もっともおもしろい食ドキュメンタリーのひとつとして推したいのが「アグリー・デリシャス: 極上の”食”物語」だ。 ホスト役を務めるのは、デイビッド・チャン。ニューヨークでは知らぬ者なしと言われるレストラン・チェーン「モモフク・グループ」の創業者だ。テレビ出演多数、著書多数、2010年には「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出にされた、まさに現代アメリカを代表するスターシェフの1人である。 そんな人物がメインを張る番組となれば、扱うのはセレブリティ御用達の豪華絢爛な一流料理かと思いきや、さにあらず。登場するのはピザにタコス、フライドチキンといったおなじみの大衆食ばかり。本番組は、見てくれこそ見目麗しいとは言えないが、庶民の胃袋を熱狂させてやまないうまいものーーーーすなわち「アグリー・デリシャス」の文化と歴史を追ったドキュメンタリーなのだ。

越境し、変化し続ける料理

「アグリー・デリシャス」で取り上げられる料理は、誰もが知るおなじみのものばかりだが、総じて文化的背景が複雑であるという共通点がある。 例えば、シーズン1-1「最高のピザとは」で取り上げられるピザ。イタリアのナポリ発祥のこの料理は、アメリカに渡ることで「アメリカ料理」として独自の進化を遂げた。またチェーン展開が進み、さらに他国へと輸出されていく過程で、テリヤキ味やマヨネーズソース、和風や中華風の味・トッピングが加わるなど、オリジナルから遠く離れたものへと変化していった。円形の生地の上に具材+チーズというビジュアルこそ同じだが、オリジナル至上主義者からすれば「こんなのピザじゃない!」ということにもなる。しかし、ともすると冒涜とも言われかねないアレンジが加えられ続けたことで、ピザは世界で知られる料理として確固たる地位を確立したという側面もある。 また、シーズン1-2「タコスにくるまれて」で取り上げられるタコスはメキシコの名物料理だが、世界に目を向ければ、韓国料理と融合したタコス、肉ではなく魚介の具を挟んだ海鮮タコス(点心っぽいらしい)、ケバブサンドと融合したタコス、はたまた高級レストランで供されるタコスなんてものまであるという。そして、こうした異端者も現在のピザ同様、「アリ」とする文化もあれば、「ナシ」とする文化もある。つまり、同じ名前の料理であっても、生まれた国や育った環境といったバックグラウンドの違いで、それぞれ「当たり前」の姿が違ってくるわけだ。 オリジナルを尊重すべきか? 料理発祥の国の材料を使わなければ“本物”足り得ないのか? チェーン店の味は否定すべきもの? 料理が変化することの是非は? etc.…… チャンとその仲間たちは世界中を巡り、オリジナルからその派生料理までを食べ尽くし、徹底的に議論を重ねていく。

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June 13, 2020 at 02:30PM
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