
◆にんにくで無理なく16kg減量出来た理由とは… 「このスープで体力を維持しながら16kgやせました」 そう顔をほころばせる落語家の春風亭小朝(66才)は、2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』への出演時、にんにくスープでハードな役作りや撮影を乗り切ったと明かす。 「明智光秀を演じた際に、『本能寺の変』で信長に反旗を翻した後のシーンがあり、短期間で体重を落とす必要がありました。そこで体力を維持しながら減量するために、考えたのがにんにくスープでした。晩ご飯代わりに飲むことで無理なくダイエットできました」 これはにんにくの香り成分である「アリシン」に理由がある。管理栄養士の中沢るみさんが解説する。 「加熱したアリシンには、毛細血管を拡張させ、体のすみずみの血流を促し、代謝を上げて脂肪を分解する効果があります」 風邪を引きにくくなったなど、他にもメリットが 当時は市販のにんにくスープにねぎなどを入れて作っていた小朝だが、現在は2日に一度、自ら考案した「オリジナルにんにくスープ」を飲んでいるという。 「オリーブオイルに1日漬け込んだにんにくを中華風スープに入れて作ります。にんにくの香りが染みこんだ“にんにくオイル”たっぷりのスープは飽きのこないおいしさです。スープを飲み続けて5年以上経ちますが、コレステロール値や尿酸値が下がったり、風邪をひきにくくなったり、免疫力が上がったように感じたりと、いい影響も多々ありました」(小朝) こうした健康効果もまた、「アリシン」によるもの。 ◆がん予防&アレルギーにも期待ができる 「アリシンには免疫細胞である『NK細胞』を活性化する力があるため、がん予防効果も期待できます」(中沢さん) NK細胞には花粉症やアレルギーなどをシャットアウトする力もあるとされており、それらの症状がにんにくスープを飲むことによって治まったという事例もある。実際、マウス実験によってにんにくを摂取するとアレルギーの原因物質である「IgE抗体」の量が減少したことも明らかになっており、始めてみない手はない。 小朝は具材に玉ねぎや卵、ちくわなどを足して変化をつけることも多いという。毎日飽きずに飲むために、ぜひ実践してみてほしい。 ◆にんにくスープの効果と理由 ★体重16kgダウン↓ 加熱したアリシンには脂肪を分解する効果が。小朝は、にんにくスープで無理なく16kgの減量に成功。 ★乳がんリスク67%ダウン↓ ニューヨーク州立大学がプエルトリコ人を対象に行った調査によれば、にんにくをふんだんに使った料理を食べた女性は、そうでない女性よりも乳がんリスクが67%低下した。アリシンの持つ強い抗酸化作用によるものとみられている。 ◆にんにくスープの作り方 煮ることでにんにく特有の辛みもおさまり、飲みやすいマイルドな味に。 【作り方】(2人分) 【1】密閉容器にスライスしたにんにく約4片(40g)を入れてオリーブオイル約1/4カップ強(にんにくが隠れるくらいの分量)に、1日漬け込む。【2】鍋に、中華スープ2カップをひと煮立ちさせ、みじん切りにした【1】のにんにくを入れる。1分ほど煮立て、【1】のオリーブオイル適量を回しかけ、塩・こしょう各少量で味を調える。 <ポイント> この“にんにくオイル”が美味のもとに。余った分はほかの料理に活用してさらにシェイプアップを狙う! 教えてくれた人 中沢るみさん/管理栄養士 ※女性セブン2021年9月30・10月7日
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