コロナ禍の影響により自宅で料理をする機会が増えたが、料理への意欲が高い人とそうでない人の二極化が起きてしまっている――そんな結果がエスビー食品の調査で明らかになった。
「インテージSRI+」の調査によると、全ての加工食品のカテゴリーの中で、2020年度は香辛料の市場が最も伸びた。1年前と比べ、販売金額は約100億円増加した。エスビー食品は「コロナ禍での自宅需要が後押しし、複数のスパイスを組み合わせた料理に挑戦する人が増えていることが影響している」と分析する。
コロナ禍で料理をする機会が増えたかどうか尋ねると、83.2%が「増えた」と回答した。
「あなたの現在の料理に対する意欲を教えてください」と質問すると、「楽しい」もしくは「どちらかというと楽しい」と回答した人は64.7%という結果に。一方、「苦痛」もしくは「どちらかというと苦痛」と回答した人は35.3%だった。
料理に対する意欲について質問回答を職業別に分析すると、専業主婦(主夫)の非意欲度が高かった。同社は「コロナ禍で料理をする機会が増えた人は意欲が高く、コロナ前から日常的に料理をしており負担が増加してしまった人は意欲が低くなってしまった可能性がある」としている。
今回の調査は、20〜69歳の男女600人を対象にインターネット上で実施。調査期間は5月28〜31日。
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