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Friday, September 3, 2021

料理宅配 宇都宮で活況 フードパンダもサービス開始 - 読売新聞

 ドイツの料理宅配サービス大手「デリバリーヒーロー」が運営する「フードパンダ」が、8月から宇都宮市内でサービスを開始した。新型コロナ禍で売り上げが落ち込む飲食店と、外出を控えたい利用者双方に利用が広まるか注目される。

 「オンラインフードデリバリー」と呼ばれるサービスは、スマートフォンの専用アプリや公式ウェブサイトで飲食店を選び、料理を注文すると、配達員が自宅など指定した場所へ届けてくれる。利用者は食事代のほかに手数料を上乗せして払う。コロナ禍では、外出せずに飲食店の料理が食べられると人気を集めている。

 フードパンダは、8月19日に宇都宮市の一部を対象にサービスを開始した。全国22の都道府県に展開し、北関東は初進出となる。同市江野町のオリオン通りに配達員の待機所と営業所を兼ねた拠点を構えており、地元店を中心に、すでに約200店舗と提携している。

 宇都宮市内では2020年6月から、同じく料理配達を行う「ウーバーイーツ」が中心市街地と周辺地域でサービスを開始。大手外食チェーンのほか、地元店とも提携し、当初約130店舗だった加盟店は9月時点で約400店舗と、1年余りで3倍以上に増加した。

 昨夏からウーバーイーツなどと提携しているオリオン通り沿いの中華居酒屋「餃子 なるとっ!」は、新たにフードパンダとも契約した。マネジャーの山本浩輝さん(35)によると、宅配による注文が1日に10~20件あり、「コロナで収益が減った分、フードデリバリーをやってないと経営が厳しいくらい」という。

 フードパンダの担当者は、「地域密着で、飲食店さんの助けになるような宅配サービスを提供していきたい」と話している。

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