お堅いイメージの市役所前に22日、バーがオープンした。その名も「ゴルゴバー」。コースターや提供するお酒の名前も「ゴルゴ13」一色で、市ゆかりの作者さいとう・たかをさんにちなんで市などでつくる実行委員会が開いている。28日まで。
9月に84歳で亡くなったさいとうさんは和歌山県出身だが、小中学生時代を現在の堺市西区で過ごした。同級生によると、さいとうさんは堺に愛着があり、よく戻っていたという。
堺市も、名誉大使に任命するなど、さいとうさんの協力を得て、ゴルゴ13を市のPRに活用してきた。
11月3日からは、さいとうさんにちなんだイベントを市役所近くのフェニーチェ堺などで開催しており、ゴルゴバーもその一環。
会場は、ゴルゴが黒をベースに赤を配色したイメージのものが多いことから赤と黒のツートンカラーで統一した。
用意したカクテル(税別800円)は4種類。いずれも少量のショートではなく、ロングスタイル。アジアの有名50店に選ばれた京都のバー「nokishita711」に監修してもらった。市の担当者は「作品や堺からインスピレーションを得た創作カクテルぞろい。ゴルゴと言えば、強いお酒をロックやストレートで飲む印象が強いかもしれませんが、ノンアルコールカクテルもあるので家族で楽しんで欲しい」と話す。
■あの回もこの回もカクテル名…
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