目立つ柄だけど社会的に消えます。
伝統的に冬になると欧米人が着る、ダッサい柄の「アグリー・セーター」。マイクロソフトも毎年新作をリリースし、音楽業界ではアイアン・メイデンやガンズ・アンド・ローゼズがオリジナルを作っていましたね。
さて、今年もそろそろアグリー・セーターの時期が到来しようという頃合いですが、ニューヨーク州にあるコーネル大学では、監視カメラでAIが認識しない「アグリー・セーター」が爆誕した模様。『ドラえもん』や『ハリーポッター』では物理的に消える「透明マント」がありましたが、こちらは社会的に透明人間になれる装備となっています。
検出オブジェクトの信頼度を下げる模様
デカデカと印刷されている市場のカボチャみたいな模様は、機械学習システムが認証時に用いるスコアを下げる、脆弱性を調べるために生成された敵対的パターン。しかもマイクロフリースの裏地で中の湿気を逃し、着ている人を温める機能性を持っています。
この研究には、Facebook AI(現Meta AI )のサポートがあったとのこと。大勢がいる中でひとりだけ着ていれば検出されず、また大勢が着ていれば着ていない人だけが検出されます。ド派手でダサい反面、AIからは検出されないセーター…みなさんもこの冬いかがでしょうか?
Source: Cornell University, COMPUTER SCIENCE via HACKADAY
からの記事と詳細 ( まるで透明マント。監視カメラでAIが認識しないアグリー・セーターが作られる - GIZMODO JAPAN )
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科学&テクノロジー
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