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Saturday, October 1, 2022

スープ作家有賀薫さんがポトフに込める思い 家庭料理を楽に、自由に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

記事の後半でレシピをご覧いただけます

 台所に立つ人が疲れてしまうくらいなら、何品も料理せずに、一皿で完結するスープかけご飯を作ろう。スープジャーを活用すれば、スープ弁当でおなかも心も満足。スープ作家の有賀薫さん(58)は今のくらしに合うスープのスタイルを様々に提案してきました。日常のご飯作りをより楽に、自由にしたいという思いがあります。

 「子どもの頃、母親は専業主婦が主流で、料理に時間も手間も割くことができました。けれど共働きが当たり前の今、日々の料理にそこまで手をかけるゆとりはありません」

 レストランにラーメン店、持ち帰りの総菜など、身の回りには美味があふれます。つい、家でも同じくらいおいしいメニューを作らねばと思うかもしれません。「でも外食の再現は複雑で手もかかります。むしろ家庭ではなるべくそぎ落とし、シンプルなおいしさを大事にしたい」

 塩豚のポトフは一皿の中に肉と野菜が入って温かく、満足感があります。塩とコショウをまぶした豚肉を鍋で煮込めば、本格的なスープができます。あえて、野菜はジャガイモのみにしました。「1種類だけだと、煮え加減を見極めやすいので」。キャベツやカブ、レンコンと野菜はお好みで変えてみてください。

 トマトを丸ごと入れて、崩しつつ食べるのも面白い。しょうゆをたらし、ラッキョウ漬けやしば漬けを添えると、ご飯に合う和風に。一つのパターンを押さえれば、素材や味付けを変え、展開が広がります。

 今春、有賀さんは10年あまり続けた毎朝のスープ作りを卒業しました。スープ作りのきっかけをくれた息子はすでに独立、家族の生活テンポも変化し、一区切りを付ける時だと思ったのです。旅に出やすくなり、6月にはいりこをテーマに香川県を訪れました。「家庭でベストなだしは何か、考えてみたいですね」。家庭料理の新しいデザインを求め、スープを作る日々はこれからも続きます。(構成・大村美香)

 ありが・かおる スープ作家 1964年、東京都生まれ。シンプルで作りやすいスープのレシピや暮らしの考え方を各種メディアで発信。「ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品」(プレジデント社)を今月刊行。

塩豚とジャガイモのポトフ

 【主な材料・3人前】 豚肩ロースかたまり肉400~500g、粗塩小さじ2(肉の重さの2%)、粗びき黒コショウ小さじ1/4、ジャガイモ3個、野菜くず少々

①肉は重量2%の粗塩をまんべんなくつけ、コショウもまぶしつける。キッチンペーパーなどで包み、ラップをかけ冷蔵庫へ入れ、半日から2日置く。

②豚肉に巻いたペーパーをはずし、3等分に切って鍋に入れ、豚肉がかぶるぐらいの水を入れて(直径20cmの鍋なら約1200mlが目安)、中火にかける。野菜くずを一緒に入れておく。沸騰してアクが出てきたらまとめてすくい、火を弱めて1時間から1時間半煮込む。

③野菜くずを取り出し、皮をむいたジャガイモを鍋に加え、イモに串がすっと通るまで30分ほど煮込む。

④器に肉とジャガイモを盛ってスープを張り、好みでマスタードやピクルスを添えていただく。

1人前約440kcal、塩分2.8g(栄養計算:女子栄養大学栄養クリニック)

 肉が残ったら塩豚として、チャーハンやラーメンの具にできます。また薄く切ってサラダのトッピングやサンドイッチにするなど、ハムの代わりにも使えます。

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Friday, September 30, 2022

火星には「人間が廃棄したゴミ」が7トン以上も散らばっている - GIGAZINE(ギガジン)

by NASA's Marshall Space Flight Center

近年は火星探査機のパーサヴィアランスによるデータ収集や2030年代後半を目標とした有人探査計画などが盛り上がっていますが、火星の探査自体は数十年前から行われてきました。長年にわたる探査の結果、人間が捨てた1万5694ポンド(約7.1トン)ものゴミが火星に捨てられていることについて、ウェストバージニア大学の博士研究員であるCagri Kilic氏が解説しています。

Images of EDL Debris - NASA Mars
https://mars.nasa.gov/mars2020/mission/status/394/images-of-edl-debris/

Mars is littered with 15,694 pounds of human trash from 50 years of robotic exploration
https://theconversation.com/mars-is-littered-with-15-694-pounds-of-human-trash-from-50-years-of-robotic-exploration-188881

NASAは1971年に火星探査機のマリナー9号を打ち上げ、初めて火星の惑星軌道に人工衛星を乗せることに成功しました。その数カ月後にソ連がマルス2号を火星に送り込み、着陸には失敗したもののランダーが火星表面に衝突。続くマルス3号のランダーは火星表面への軟着陸に成功し、わずか1分未満ではあるものの運用が行われるなど、古くから人間はさまざまな人工物を火星に送り込んできました。

国際連合宇宙局によると、各国は計14回のミッションで18個もの人工物を火星に送り込んできたとのこと。火星へのミッションでは宇宙船を保護するモジュールが必要ですが、断熱シールドやパラシュート、着陸機器などはその後の探査には不要であり廃棄されるため、火星表面には「entry, descent, and landing(エントリー、降下、着陸/EDL)」によって生じたゴミが今でも散らばっています。以下の画像は、火星探査機のパーサヴィアランスが着陸した際に放棄されたパラシュートと機体の一部です。

by NASA/JPL-Caltech

他にも、断熱ブランケットに使われる素材や……

by NASA/JPL-Caltech

結び目のあるひものような物体なども、パーサヴィアランスは火星表面で発見しています。

by NASA/JPL-Caltech

また、パーサヴィアランスの前に火星で活動していた探査機・キュリオシティも、過去のミッションで残されたとみられる破片を撮影しているほか……

by NASA/JPL-Caltech

もっと古い探査機のオポチュニティも、断熱シールド材料のゴミを撮影していました。このように、火星表面で人間のゴミが発見されるのは珍しいことではありません。

by NASA/JPL-Caltech

また、過去に火星へ送り込まれて活動を停止した探査機も、そのまま火星表面に残されています。マルス3号、マルス6号バイキング1号バイキング2号マーズ・パスファインダー(ソジャーナ)ビーグル2号フェニックススピリット、オポチュニティなどがこれに当たりますが、Kilic氏は「ほとんど無傷のこれらは、ゴミというより歴史的遺物と考えた方がいいかもしれません」と述べています。もちろん、これらの元探査機も摩耗などによって次第にゴミと化しており、キュリオシティのアルミホイールもところどころ欠けているとのこと。

Kilic氏は、これまでに火星へ送られた物体の総重量は約2万2000ポンド(10トン)に上ると指摘。現在運用中の探査ローバーの総重量6306ポンド(2.9トン)をのぞいたゴミは、1万5694ポンド(7.1トン)に達すると述べています。

今日の科学者らは、火星ゴミが現在および将来のミッションに及ぼすリスクについて懸念しています。パーサヴィアランスのチームは見つけたすべてのゴミを文書化し、ローバーが収集しているサンプルを汚染する可能性があるかどうかを確認しているとのことです。

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