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Thursday, May 7, 2020

滝沢カレンが大切にしていること「数字に惑わされずに、ただ自由に」(Numero TOKYO) - Yahoo!ニュース

“規格外”でありながらヒットを飛ばしている料理本がある。モデル・女優として活躍する滝沢カレンの『カレンの台所』だ。収録されているのはハンバーグや肉じゃが、鯖の味噌煮などおなじみの料理も多いが、“普通のレシピ本とちょっと違う”のがその構成。材料はキャスト、調味料はスタッフとして紹介していて、一つの料理ができるまでを物語のように綴っている。しかも、「大さじ1」「水100ml」など細かい分量は一切書かれていない。「豚肉たちが足湯できるくらい」「お酒一口飲むくらいの量」などこちらの想像力に委ねられており、その独特の世界に一気に引き込まれる。大の料理好きで知られる彼女は「自由に絵を描くように料理をしたらいい」と語るが、そう思えるようになったきっかけは何だろう。オンライン取材にて、彼女の料理との向き合い方や日々の暮らしで大切にしていることを聞いた。

“自分じゃないもの”を作っていた時代もあった

──滝沢さんが料理するようになったきっかけは?

「“料理”と呼べるものとは違うかもしれないですけど、17歳のときにお腹が減って大変だったので、レトルトのミートソースとパスタの乾麺を買って、家で茹でて食べました。それが台所に一人で立った最初の思い出ですね。それがきっかけで色々と作るようになりました」

──本の中では細かい分量は書かれていませんが、そういう作り方は最初からですか?それとも作っていくうちにどんどん自由になっていった感じでしょうか?

「そうですね、初めは自分のセンスをまったく信じることができなかったので、料理番組を見て作ったりしていました。分量通りに作っていたから、味見もしてなくて。でも、人の料理を作っている感じがして、だんだんつまらなくなっちゃったんですね。自分の感情が一個も入ってない料理を作るのって楽しくないし、食材にも食器にも申し訳ないなって。だから、分量を気にせず自由になれたのは、まず自分が料理を楽しみたいっていう気持ちがあったからですね。しかも料理をちゃんと作り始めた頃は仕事が全然なくて、台所に行くぐらいしか用事がなかったので、時間がたくさんあったんです。私は天才ではないので1度作って“自分の味はこれ”っていうのはわからなかったから、同じ料理を何回も作りましたし、それができたからこそ、自分の感覚を信じてもいいかなって思うようになった気がします」

──読者の方には料理初心者の方もいると思いますが、そういう話は励みになります。失敗してもめげずに何回でもトライして自分の味を見つけていけたらいいよねって。

「もはや失敗しないと成長しないんじゃないかって思います。料理は基本的に一人でするものだし、先生がいつも横にいるわけじゃないから、失敗が先生のような気持ちがあって、そこから教わることがたくさんありました。だから、料理で失敗して『もう台所に立ちたくない』と思ってる人がいたら寂しいですね。私もたくさん失敗しましたから。唐揚げを生で食べちゃったことありますし」

──生で(笑)。

「揚げ方を知らなかったんです。鍋を見つめすぎて焦がしてしまったり、味が濃すぎてしまったり、そういう失敗がたくさんあったからこそ今があると思います。でも、その失敗って誰にも怒られないラッキーなことですよね。言わなかったら失敗してるともわからないし(笑)。仕事は失敗できないじゃないですか。でも、料理だけは失敗したってまた向き合ってくれる。そう思うと料理ってすごくいいなぁと思います」

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