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Friday, June 19, 2020

山陰中央新報社|若者へ「干物」のすすめ レシピ考案、連日動画配信 - 山陰中央新報

トビウオの干物にフルーツソースをあえた料理を紹介する岩田響子さん(中央)、渡辺美和子さん(左)、岩田竜平さん(右)=出雲市浜町
 干物の生産販売を手掛ける「渡邊水産」(島根県出雲市浜町)の3代目を担う岩田響子さん(38)ら家族が4月から、「おしゃれでおいしい」干物のレシピを連日、ライブ配信で紹介している。新型コロナウイルスの影響で、家庭で料理をすることが多くなった若い世代に、干物の可能性を知ってほしいと願う。

 岩田さんは現在、取締役営業部長を務める夫の竜平さん(39)とともに、創業55年、2代続く会社を継ぐことになっており、マアジ、トビウオやノドグロなど、ふっくらとした食感が特徴の無添加の干物をPRしている。

 今春、コロナウイルスの感染拡大で全国的に外出自粛が求められ、家庭で食事をする人が増えたことを機会に、ライブ動画を通じて干物の良さを伝える活動を始めた。

 会員制交流サイトのフェイスブックで連日配信しているほか、投稿動画サイトのユーチューブに「美人干物チャンネル」を開設。ジャズ喫茶だった建物を譲り受けて作ったキッチン兼スタジオで、母親で、同社常務取締役の渡辺美和子さん(66)や撮影役の竜平さんと掛け合いながら、料理を20分で仕上げる。これまでに考案したレシピは約100種類に上る。

 10日に紹介した「トビウオのソテーフルーツソース添え」は、見た目が華やかで、イチゴやキウイなど果物の酸味との相性が良い一品に仕上がっている。

 岩田さんは、洋風のアレンジを意識する理由について「干物になじみがない若い世代に、すばらしい食文化を伝えていきたい」と話す。先代や先々代から大事にしている素材や丁寧な干物の製法を土台に、新風を吹かせようと日々、追求している。

 今後は、自身と同じように地元の食材PRに努力している農家との連携や、動画の視聴者らの声を参考にしながら、料理する人の目線にこだわったレシピ本を出版する目標に向かうという。「簡単に作ることができて、栄養豊富な干物のレシピを知ってもらうことで少しでも家庭の助けになればという思いで続けたい」と先を見据えている。

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June 20, 2020 at 08:56AM
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