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6日の参議院の予算員会では、日本学術会議をめぐって、菅総理が“任命拒否は事前の調整不足”としたことについて紛糾しました。 共産党・小池晃書記局長:「調整ということは、議論してなにか動かすわけでしょ。調整した結果、何らかのことがあるから『調整』と言ったわけでしょ?」 菅義偉総理大臣:「私自身が『調整』と申し上げたのは、任命にあたっての考え方をすり合わせる。そのことについて『調整』と申し上げました」 共産党・小池晃書記局長:「任命についての考え方を交換するだけが調整だとすれば『それ(調整)をやらなかったから任命しなかった』は成り立たない」 菅義偉総理大臣:「結果として、その際に、調整を行ってませんので、お答えはできないということです」 選考方法について、日本学術会議法は「学術会議の推薦に基づいて、総理が会員を任命する」と規定しています。この方法になった1983年、政府は国会で「政府が行うのは形式的任命に過ぎない」と答弁していました。しかし、安倍政権下の2014年以降、官邸側から「選考途中で説明してほしい」と求められるようになったといいます。 実際、会議側は2017年の交代人事にあたり、官邸側に絞り込む前の名簿を提示し、説明を行っていたといいます。ただ、今年の選考の際に会長だった山極寿一氏は、定員と同じ人数の候補者を推薦。官邸側には面会を断られ続けていたといいます。 共産党・小池晃書記局長:「推薦前の段階で政府が意見を伝えて、それに基づいてすり合わせて、それで名簿ができてくる、介入なんですよこれは。明らかな法違反」 菅義偉総理大臣:「任命の考え方は一緒です」
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