中国人唎酒師が鹿児島県産焼酎ＰＲ 北京の日本料理店 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

黒じょかでの前割りを紹介する李鵬さん＝中国・北京市（鹿児島県提供）

　北京の日本料理店で１３日夜、オーナーの中国人焼酎唎酒（ききざけ）師による鹿児島県産焼酎のＰＲイベントが開かれた。ネットでの発信力を有する現地インフルエンサーや店の常連を招き、県産品の料理とともに焼酎の魅力を紹介した。

　各国大使館が集まる地域の近くにある「一元ＭＯＴＯ」で、日本酒やワイン、日本料理を提供する。県上海事務所が、民間資格の焼酎唎酒師を持つ李鵬さん（３７）を紹介されたのがきっかけ。当日は、現地で流通する県産焼酎から選んだ５蔵８銘柄に合わせ、ブリのみそ煮や焼き鳥など７品のコースが用意された。

　県かごしまＰＲ課によると、黒じょかで前割りした焼酎やフルーティーな焼酎のストレート、黒糖焼酎のロックが好評だった。李鵬さんは「焼酎の個性を大切にしながら、多くの人に受け入れられるよう提案していきたい。中国人向けの焼酎講座も開きたい」と語った。

　一元ＭＯＴＯでは２１日～１月３日、焼酎２種類とブリ刺し身のセットを特別メニューとして提供するほか、焼酎のイメージや味についてアンケートを行う。

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