■亀田縞とは?
亀田縞は湿地だった新潟市亀田地区で、稲作農家さんが作業するために作られた綿織物です。腰まで水に浸かりながらの作業のため、乾きやすい生地が生まれました。
さらに美しい縞模様は全国的に広がり大正初期には600以上の業者により亀田縞が生産されていましたが、戦争とともにこの亀田縞製造業はつぎつぎに廃業し、一度はその姿を消すことになります。
それから時は経ち2002年。二軒の機織工場により、亀田縞は復活を果たします。この亀田縞の色柄と風合いの良さをいかし、初めて手にとる人でも使いやすく、そして長く使えるデザインを目指しています。
使い込むほどに風合いが増す亀田縞だからこそ、自分好みに生地を育てることができるのも、魅力のひとつ。
おうち時間が増える今だからこそ、毎日使うアイテムを見直してみませんか。
■料理研究家 佐藤智香子さんとの開発会議でのポイント
機能性はもちろんのこと、清潔に保つため何度も洗うので、耐久性があること。
また実用面だけではなく、身につけることによって気持ちが引き締まるものを。
そして料理をするという楽しい気分を盛り上げてくれる、等エプロンには色々な役割があると思っています。
料理研究家にとっての「エプロン」は、仕事着でもあり、それを身につけてメディアに出ることも多いので衣装でもあります。
仕事柄たくさんのエプロンを所有していますが、気に入ったものが見つかるとそれを複数枚買って身につけるなど、大事なものです。
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佐藤 智香子
料理研究家,ラジオDJ,野菜ソムリエPro.,料理教室「waioli kitchen」http://www.waioli-k.com/ 主宰
書籍:「365日おにぎりレシピ」「ONIGIRI」
ラジオ:BSNラジオ「10分間のアルデンテ」mon-thu 17:50-18:00
テレビ:TeNY「新潟一番」mon 16:30
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■こだわりのポイント
❶エプロンの丈の長さ
長めの丈のエプロンを探すものの膝丈など比較的短め丈でかわいい印象のものが多かったので、丈の長さにはこだわりました。そうすることで、女性はスマートな印象になり、男女共用としても使えるエプロンになりました。
また、エプロンの横幅は広めにして、お尻が隠れるサイズ感にこだわりました。
❷ポケットはシンプルに
スマホを入れたり、やっぱりあると便利なポケット。入れようと思えばかなり入るのに、極力シンプルな作りが動作を邪魔せず使いやすいです。
❸手ぬぐいやクロスをかけやすい紐
手ぬぐいやクロスを掛けれるよう、腰で紐を結ぶ仕様にしました。手拭きやミトンをわざわざ取りに行く手間を省くことができます。
■地元若手デザイナーとの連携
同社は2016年、地元若手デザイナー・TULIP EN MENSEN 横山英也さん(新潟市秋葉区)とともに、亀田縞ブランドを立ち上げました。パンツ、ネクタイ、ハンカチなどの商品化を経て、今回、エプロンの製作に取り組んでいます。
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TULIP EN MENSEN 横山英也
新潟県生まれ。文化服装学院を卒業。
Eatable of Many Ordersでアシスタントを経て2016年にtulipを設立。
新潟市にアトリエ兼ショップを構え、企業の商品企画のデザインも行っている。
http://tulipenmensen.com/
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「おうちやお店、アウトドア等でも使用しやすいように、できるだけシンプルに亀田縞の丈夫な素材を生かしました。
ウェストで結ぶ紐は着やすさを、首にかけるコードも調節できるようにしてサイズレスに。
丈を長めに設計することで、コーディネートを楽しめて、気分をあげるデザインに仕上げました。
センターの仕切り付き大きめポケットで実用面もカバーしています。」
■販売店
hickory03travelers オンラインショップ https://h03tr.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2510818
■商品概要
価 格 9,680円(税込)
カラー 4色(紺縞・グレー縞・エンジ縞・ナチュラル縞)
サイズ フリー(丈:97㎝ 胴回り:100㎝ 首まわり:53㎝)
素 材 本体コットン100%
生産国 日本
発 売 2021年1月
■合同会社アレコレについて
本 社:〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通3番町556
代表者:代表社員 迫一成
設 立:2001年10月チャレンジショップとして活動を開始し、2011年10月に合同会社アレコレを設立
Tel :025-228-5739
URL :http://www.h03tr.com/
<事業内容>
「日常を楽しもう」というコンセプトにもとづいて、様々な物やコトをクリエイトする個性豊かなメンバーが集まる。
懐かしい雰囲気が漂う新潟市中央区上古町商店街に店舗「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」と作業場を構え、新潟土産やTシャツ、雑貨などを中心にデザイン・制作・販売。店内のラインナップは、手刷りのシルクスクリーンのオリジナル商品、新潟的な土産や日常が楽しくなるような商品を制作したり、セレクトしている。障がい者福祉施設で作る商品や、新潟の老舗、伝統工芸品、商店街のお店などとのコラボ商品も多数。
2015年グッドデザイン賞受賞「地域に根ざしたデザイン活動」。
からの記事と詳細 ( 【新商品】新潟の料理研究家と考えた伝統織物 亀田縞のエプロン - PR TIMES )
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