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Saturday, March 6, 2021

重低音がっつりめ。アウトドアに最適なJBLのワイヤレススピーカー - ギズモード・ジャパン

海だ! キャンプだ! バーベキューだ〜〜!!

あたたかくなってきてますますアウトドア欲求が高まる中、どこへでも持って行けちゃうタフなワイヤレスBluetoothスピーカーが欲しいところですよね。

米GizmodoのCatie Keck記者がオススメしているのはJBLの「Xtreme 3。日本では残念ながらまだ発売されていないんですが、どんなスピーカーなんでしょ?


屋外で使うのなら、JBLの「Xtreme 3」はよいチョイスだと思います。耐久性も携帯性も兼ね備えていて、音楽を大音量で楽しみたい人にもびっくりするぐらいよく響く重低音を届けてくれます。

「Xtreme 3」はいろんな意味でほぼ完璧なワイヤレススピーカーですが、特にアウトドアに向いていると思います。価格から言っても、ちょうどアウトドア用の備品と、家でも普段使いしたいスピーカーとの間を取っている感じ。個人的にはデザインがゴツすぎるのが玉に瑕なんですが、気にしない人も多いでしょうし、それだけ頑丈な作りってことですよね。一方で、家のインテリアに馴染むデザイン性の高いBluetoothスピーカーを求めている人にしてみたら、350ドルも払ってこの無骨さはちょっと違和感あるかもしれません。でもそういうのを気にしないんだったら、すごくオススメです。

Xtreme 3

Photo: Catie Keck/Gizmodo US

これは何?: Bluetoothバージョン5.1対応の携帯用スピーカー。パワフルな重低音でバッテリーも長持ち。

価格:350ドル(約3万7000円)。

好きなところ:IP67の防水・防塵仕様で耐久性抜群。驚くほど大きな音が出るからアウトドアに最適!

好きじゃないところ:家の中で使うにしてはゴツすぎるデザインかな。

すばらしく大きな音

まず最初に言っておくと、このスピーカーは音がかなりデカいです。同価格帯の製品の多くを凌駕する音量で、このサイズにしてはすばらしい重低音を轟かせます。秘訣は4基のドライバーと2基のJBLバスラジエーター。これらすべてを幅298.5mm×高さ136mm×奥行き134mmのフットボールみたいなデザインの中にギュッと詰め込んでいます。

スピーカーに直接クリップでつなげられるストラップも付いてくるので、肩から下げて持ち運べます。バッテリーはUSB-Cケーブルで充電できますし、ACアダプターも付いてます。連続再生時間は最大15時間で、ほかのデバイスをチャージできるのでアウトドアで活躍しそう!

大音量でも美しく鳴る

気になる音質ですが、試聴してみたところでは音楽のジャンルに問わずいい音が鳴ってました。

Mitski(ミツキ・ミヤワキ)の場合、歌声の輪郭がくっきりと浮かび上がり、『Nobody』を最大音量で流してもすべての歌詞がはっきりと聞き取れる透明感があり、重低音もしっかりしていました(余談ですが、私はこのスピーカーと共に過ごしながら大音量で失恋ソングばっっかり聴いてました。涙)。

フィービー・ブリジャーズの『Punisher』は特に出番が多かったアルバムですが、彼女の歌は大音量だとちょっとくぐもって聞こえることがあるんですね。その点、『Garden Song』も『I Know the End』も音がくっきりしていて、高音域もきれいに出ていました。

かたや、Mitskiの『A Horse Named Cold Air』は音量を上げると音の輪郭がちょっとぼやけてしまいました。でもこの曲はほかのBluetoothスピーカーやイヤホンで聴いても同じ結果になることが多いんですよね。マックス・リヒターの『On the Nature of Daylight』も同じくでしたが、スピーカーの至近距離(5メートル以内)だと音がぼやけやすいこともわかりました(訳註:ちなみにこの2曲は弦楽器をフィーチャーした幻想的な作風で、ほかに試聴した楽曲に比べるとややクラシカルな雰囲気が漂っています)。

ジェイムズ・ブレイクの『I Need a Forest Fire』も最大音量で聴いてみたところ、同価格帯のどのスピーカーよりもよい音でした。ただ、音量を上げるとイントロの部分で音の輪郭がぼやける印象はありました。

低音がとにかくかっこいい

Photo: Catie Keck/Gizmodo US

重低音がきいた楽曲は「Xtreme 3」がもっとも得意とするところでした。

エイサップ・ロッキーのヒップホップナンバー『Purity』は、中くらいの音量でさえキッチンテーブルを揺らすほどのベース音が轟きました。ダンス音楽プロデューサー・SBTRKT(サブトラクト)の『Right Thing to Do』も同じく重低音がノリノリでいい感じに。

なぜかマジッド・ジョーダンの『Forever』は中音量だとよく聴こえていたのが、だんだん音量を上げていくうちに音が乱れてしまいました。アジーリア・バンクスの『1991』、アウトキャストの『Prototype』も同じような結果に。ただ、同じヒップホップ系でもカーディBの『Up』とタイ・ダラーサインの『Ego Death』は最大音量でもめちゃくちゃいい音でした。

まとめ

このスピーカーに関して確実に言えるのは、重低音が安定していることと、音がクリアなこと。あと、音量のデカさはいくら強調しても強調しきれないほどです。あまりに大きな音なので、スピーカーの試聴テスト中はご近所から苦情がこないかハラハラしたぐらいでした。

これらの要素を考慮すると、アウトドアやパーティーに最適なBluetoothスピーカーなんじゃないかなと思います。IP67の防水・防塵性能が備わっているし、とにかく頑丈なデザインなので、バーベキュープールパーティーなんかにぴったりでは。

また、室内で使う場合はこれひとつでサウンドシステムとして事足りるんじゃないでしょうか。JBLのアプリを経由すればほかのJBLスピーカーとリンクできるので、すでにJBLスピーカーをお持ちの方には大きなメリットですね。

しかしながら、家の中で普段使いするとなると、「Xtreme 3」と、それよりもっと安いマーシャルの「Stockwell II」のどちらを選ぶかといったら…私は後者を選んでしまうかもしれません。なぜかというと、中音量ではマーシャルのほうがちょっとだけ音色が豊かな気がしたんですよね。あと、今住んでいる家が狭いのもあって、「Xtreme 3」の圧倒的に大きな音を持て余しがちなんです。もっと大きな家に住んでいたなら迷わず「Xtreme 3」を選んで、部屋から部屋へと移動しながら途切れることのない音楽を楽しみたいんですけどね。

暖かい季節の到来とはいえど、まだまだソーシャルディスタンスが必要なこのご時世。大きい音を鳴らせる「Xtreme3」なら、野外パーティーでもちゃんと参加者全員に音が行き渡りそうです。もしこの金額を惜しまずに出せるのなら、これは買いです。

Reference: JBL

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