MCのサンドウィッチマンが「料理番組は初めて」と張り切って収録に臨むも、普通の料理番組ではなかった。紹介するレシピがなんとも“めんどくせぇ”ものばかりなのだ。時短料理やずぼら料理とは真逆の、めんどうだけど死ぬほどうまい=“めんどうまい料理”を提供するのが、この料理店。
ひとつのメニューに対し、2人の料理人が、それぞれこだわりのレシピをひっさげ登場しプレゼン対決をする。サンドウィッチマンの2人とゲストは、どちらを食べたいかジャッジし、多数決で選ばれた料理を、自身で調理し試食するという番組だ。多忙を極める、日本一人気者のコンビ芸人と言っても過言ではないサンドウィッチマンの2人は、そのこだわりの料理法を聞くたびに「めんどくせぇー!」と絶叫する。しかし、とんでもない工程を経て作られた味は、今まで経験したことのない衝撃の一品に。
26日放送のテーマは「ハンバーグ」。ゲストは、家族にもよくハンバーグを作るという藤本美貴が登場する。主婦ならではの目線で「洗い物が大変そう!」「地味に面倒な作業ですねー」とストレートなコメントがさく裂する。料理人は、勤務していたファミリーレストランのハンバーグに疑問を抱き5年で退社し、実家の喫茶店をハンバーグ専門店「榎本ハンバーグ研究所」にしてしまったという榎本稔さんと、料理を科学的に解析する分子調理学を専門とし、クックパッドでは主婦層から圧倒的な支持を得ている分子調理学研究科・こじまぽん助さんが登場する。
2人のハンバーグの作り方は同じくらいこだわりがすごすぎて“めんどくせぇ”のだが、作り方が真逆だった。例えば、玉ねぎひとつ取っても、1時間かけて炒めるレシピと、一方では玉ねぎ自体を全く使わない、というもの。伊達と富澤は「論理的に説明してくれるから説得力あるね」と納得しながら、プレゼンを楽しんだ。サンドと藤本は、どっちの料理人を選び、その味をどう堪能するのか。
6月2日放送のテーマは「野菜炒め」。「一番簡単なやつじゃん!」と言っていた伊達は、そのめんどくさすぎる調理法に「もう…早く炒めてください!」とあおり始める。普段料理は全くしない、というゲストの渋谷凪咲(NMB48)も「ぱっぱっぱって作ったら誰でもおいしくできるはず」と軽く見ていたようだが、「めんどくさーい」を連発する。料理人として登場したのは、フランスの三ツ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で修行し、伝統的な調理技法を身につけつつも、そこに独自の科学的調理理論を組み合わせた“ロジカルクッキング研究家”の水島弘史さんと、幼少期に町の中華料理店の味に衝撃を受け覚醒し、「料理は逆算だ」をモットーに汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」を営む、東山広樹さん。
2人がプレゼンする料理法は、野菜を50℃のお湯で洗う、塩の分量を電卓で計算する、具材を1種類ずつ5割炒める、など大変な作業ばかり。さらに「野菜もリラックスする」「野菜への愛が足りない」と発言するなど、一癖も二癖もある料理人のキャラクターにも注目だ。完成した野菜炒めを試食した富澤は、口に運んだとたん「これは、初めてかも!」と感激する。一体、どんな味がするのか。
■サンドウィッチマンコメント
――収録を終えた感想は
伊達「放送が深夜なので、これを見ながらお腹を減らす方が多いのでは?と思いました!」
富澤「料理番組って、実はやったことがなかったので新鮮でした。こんなにおいしいものが食べられるなんて…朝ご飯を食べてこなきゃよかったです」
――めんどくせぇレシピはいかがでしたか?
伊達「めんどうくさい、って言葉はあまりよくないですけど、手間ひまかけて作るとおいしいものを作れるんですね。料理人の先生たちが強火をあまり使わなかったのには、目から鱗(うろこ)でした!」
富澤「レシピは本当にめんどうくさいので…自分ではちょっと(笑)」
――視聴者にメッセージを
伊達「おうち時間が増えている方もいると思いますので、是非時間をかけておいしいものを家族で作って食べてみてください!」
富澤「番組を見ていたらお腹がすくと思いますよー。大変ですが、がんばって作ってみてください!」
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