鍋やフライパンというのは、材質やブランド、どのように手入れをしているかにもよりますが、かなり長持ちさせることができます。
しかし、その寿命を少し伸ばしすぎている可能性もあります。
調理器具が寿命を迎えた合図は、必ずしも持ち手が壊れたり、表面が剥がれたりするような、明らかなものではありません。
調理器具を新品同様に蘇らせる方法もいくつかありますが、修復できないこともあります。
今回は、鍋やフライパンが完全に寿命を迎えたことがわかるサインをご紹介しましょう。
調理器具の材質別のお手入れ法
料理系サイト「The Kitchn」によると、火にかける調理器具の平均寿命は5年です。
手入れをすれば、少なくともそれくらいは長持ちさせることができます。
フッ素樹脂加工
まず最初に、フッ素樹脂加工のフライパンは手で洗いましょう。食洗機の熱は、フッ素樹脂加工のコーティングを薄くするので、手洗いよりもはるかに早く劣化してしまいますよ。
同じように、フッ素樹脂加工のフライパンで料理する時は、金属製の調理器具は使わないようにしましょう。木やプラスチックの器具よりも、コーティングに傷がつきやすいからです。
ステンレス製
Kelly Vaughanは「MarthaStewart.com」で、ステンレス製の調理器具は、何よりもまず調理中に適切な量の油を使うようにとアドバイスしています。
フライパンの底を油や油脂で覆うことで、調理している食事とフライパンの両方に十分な油が回るのです。
また、Vaughanは、調理している食材がフライパンに焦げ付かないように、できるだけ食材を動かすこともすすめています。
鉄製は長持ちする
鉄のフライパンは、適切に油をなじませている間は、ステンレスやフッ素樹脂加工のフライパンよりもはるかに長持ち!
鉄の調理器具にとって一番大事なことは、エナメルや自然のコーティングを傷つける、石鹸や洗剤を使わないことですが、これはそれ以外のことにも役立ちます。
フッ素樹脂加工のフライパンの買い換えどきは?
使えなくなったフッ素樹脂加工のフライパンのサインは、かなりわかりやすい。
コーティングに傷がついていると、食材がフライパンにこびりつき、焦げます(そして、さらにフライパンにダメージを与えます)。
フッ素樹脂加工の最初の層の下にある層が見えたら、そのフライパンは使い物にならなくなっているので、新しいものに買い換えるタイミングです。
ステンレスのフライパンの買い換えどきは?
ステンレスの調理器具の捨てどきのサインは、他の材質のフライパンよりも微妙です。
コンロに乗せてフライパンがグラグラと不安定になる場合は、構造が歪んでいて、食材を均等に調理できなくなります。
ステンレス製のフライパンがダメになったとわかるもうひとつのサインは、焦げつきです。使う度に、フライパンの特定の場所で毎回食材が焦げる場合は、ステンレスのコーティングが劣化しているということなので、新品の買い替えどき。
鉄のフライパンを手放すべきサイン
鉄の調理器具は愛着を持つ人が多く、適切に手入れがされていれば、代々受け継がれることもあります。しかし、修復できなくなることも…。
他のフライパンと同じように、コンロに乗せてグラついた場合は、歪んでいるので修理のしようがありません。他にも、鉄のエナメルが欠けてきたり、食材が均一に調理されなかったり、サビが出てきたりするのも、手遅れのサインです。
最後に、おそらく一番大事なのは、フライパンがひび割れている場合は、安全に使うことができないので寿命ですね。
料理系サイト「Taste of Home」では、「細かい亀裂でも、熱したり冷めたりすると伸縮し、最終的にフライパンが割れてしまいます。調理中に割れたりしたら危険です!」と説明しています。
また、ひび割れは掃除がしづらく、バイ菌が繁殖しやすくなるので、捨てるだけの十分な理由になるでしょう。
Source: Kitchn, Marthastewart, Kitchen Seer, Cookingpotsnpans, Taste of Home
からの記事と詳細 ( 【材質別】フライパンの買い替えどきを判断する方法 - Lifehacker JAPAN )
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