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Wednesday, October 5, 2022

スコッチ・ブライトのトイレクリーナーを試したら、100円ショップのブラシは窓からぶん投げたくなった - GIZMODO JAPAN

トイレ掃除、楽したいならツール選びから見直しを。

生活していくうえで、避けては通れない掃除。中でもトイレ掃除は汚いし、面倒だしで強敵中の強敵。トイレ掃除が好きなんてヤツぁ、僕以外聞いたことがありません。

なので一般的には、手を汚さずに楽してやっつけちゃいたい! ってなりますよね。そんな人々の宿願を叶えてくれる(かもしれない)一振りがスコッチ・ブライトの「取り替え式トイレクリーナー」。

スコッチ・ブライト 取り替え式トイレクリーナー(重曹プラス)/(防汚プラス)

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Photo: 小暮ひさのり

これは何?:使い捨てだけど使いやすいトイレブラシ

価格:1,910円(本体 取替15個 重曹プラス)/1,830円(本体 取替15個 防汚プラス)

いいところ:手を汚さず強力な洗浄力

気になったところ:毎日掃除する人向けではない

今回は新たに洗浄成分が変更された「取り替え式トイレクリーナー(重曹プラス)」と、防汚成分が含まれた「取り替え式トイレクリーナー(防汚プラス)」を使ってみました。

不向きな人・家庭もあります。でも、向いている人にとっては、使い勝手が良く信頼できるツールとして、スタメン入りの可能性があります。

手を汚さず装着、手を汚さず捨てられる

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Photo: 小暮ひさのり

まず素晴らしかったのが、スタートからエンドまで、手を全く汚さずに終わらせられるところ。装着は袋をちょっぴり破いてグリップをぶっ刺します。

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Photo: 小暮ひさのり

使い終わった時は、グリップのボタンを前にスライドさせることで、手を汚すことなくスポンジを捨てられます。スポンジは水に流せないので、ゴミ箱にへシュート。

トイレ掃除。しかも便器の中って、家の中でも最も汚れている場所ですし、手を汚さず掃除できる!という点がとことん追求されているのはいいですね!

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Photo: 小暮ひさのり

使い終わったらグリップだけ立てておけます。

ただ、グリップは持ち手の部分がカーブしているので、壁際にビタ付けするとグリップが壁に接触してスタンドの中で傾いてしまいます。このあたりはもうちょっと改良してほしいかも。

洗浄力の強いスポンジ、しつこい汚れやフチ裏までしっかりとアプローチ

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Photo: 小暮ひさのり

使い方は一般的なトイレブラシと代わりありませんが、スポンジ自体に洗剤成分が含まれているので洗剤要らずなのがポイント。

鮮やかな紫は「取り替え式トイレクリーナー(重曹プラス)」。水質にも配慮された洗剤に加えて重曹成分を配合しています。色が出るのが見た目にも楽しいし、水に付けるとちょっぴりシュワシュワするのが重曹みがあっていいですね。

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Photo: 小暮ひさのり

こちらは洗剤成分に加えてシリコーンの防汚成分が入った「取り替え式トイレクリーナー(防汚プラス)」。しっかりゴシゴシできるのは重曹プラスと同様、掃除しながら防汚コーティングができます。コーティングはナチュラルでバチバチの撥水ではありませんが、長期的に見ると汚れにくくなるのかも。

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Photo: 小暮ひさのり

はいここ、注目。

特殊なスポンジ形状のおかげで、トイレのフチ裏の部分までしっかりとアプローチできています

このフチ裏部分って目に見えないからみんな結構スルーしがちなんですけど、水が流れにくくて便器の中でとびちったおしっこが付着しがち。

長期間放置すると、尿石としてニオイの原因になるし、カビは生えるしでいいことないので、この部分がちゃんとゴシゴシできるのはいいですね。フチ裏を綺麗にできれば、トイレ掃除しても落ちなかったニオイが軽減されることもあります

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Photo: 小暮ひさのり

グリップも持ちやすく、先端のスポンジにしっかりと力が伝わりるのも良かったポイント。

スポンジはコシがありながら力を加えても変形しないので、ゴシゴシと強めに汚れに攻撃できます。かなり研磨力は高めで短時間でも「汚れをこすり落としている」のを感じられました。流せるタイプの使い捨てツールよりも明らかに強力なので、短時間で掃除が終わるケースもあるでしょう。このスポンジのパワーや汚れ落としへの哲学はほんとお見事。さすがのスコッチブライト

また、どちらもニオイはほとんどしません。トイレ用洗剤ってどれも鼻につくニオイがするので、ニオイがニガテな方にもおすすめです。

100円ショップのブラシを窓からぶん投げたくなった

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Photo: 小暮ひさのり

そしてもう1点感動したのが、強い洗浄力ながらも、ほとんど水跳ねしなかったこと

僕がこれまで使っていた100円ショップのトイレブラシって、毛もまばらであんまり良く落ちない。だから洗剤を多めにふりかけて力を入れてゴシゴシ。すると今度は泡立ちすぎちゃって水跳ねして、うえぇっぷ!ってなるんですわ…。

しかもブラシ側に付いた汚れが取り切れないから、見なかったことにしてそのまま収納。トイレの隅でひっそりとカビとニオイを育てる魔剣となっているので、これはもう窓から投げ捨ててもいいですね。

たとえ使い捨てでも、「取り替え式トイレクリーナー」の方があきらかに仕事が早いし、仕上がりも良い。クオリティが段違いなので、これにコストをかけたほうが未来の僕は幸せになっている気がします。

ランニングコストはかかるけど、すぐ綺麗になる威力があったほうがよくない?

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Photo: 小暮ひさのり

このツールを使うにあたって、もう1点考慮すべきポイントがランニングコスト。Amazonで取り替え用のスポンジがいくらか…というと、

防汚スポンジが18個入って1,780円(定期便だともっと安くなります)。トイレ掃除1回98円と考えると、割高だな!ってなっちゃいますね。なので、毎日トイレ掃除したい派には不向きです。おっと、言い方を変えます。毎日トイレ掃除しない人に向いています。ぼくはこっち。

だって、職場はともかく、自宅のトイレって毎日掃除しなくない?

1週間にいっぺんとか、汚れが目立ってきたら掃除するとか…。働いてると、わりとそうなってきますよね。掃除の優先度としては低い箇所です。

となると、洗剤もストックしなくていいし、そもそも洗剤を選ばなくてもいい。使い捨で清潔感があって手も汚しませんし、トイレの隅っこでニオイの発生源にもならない。それでいて強力で短時間にしっかりと汚れを落とすことができるこの「取り替え式トイレクリーナー」って、多くの家庭のトイレ掃除サイクルにマッチしたツールだと思うんです。

たとえば、我が家のトイレ掃除は1週間に1回くらいのペース。取り替え用のスポンジを1ヶ月に4個消費すると考えると、18個パッケージを買っておけば、4ヶ月持ちます。コストを払って生活を快適にする。時間を節約するという考え方をするならば、このツールはお掃除グッズではありながら、時短ガジェットと言っても良いと思うんです。

最初に言ったように、家庭によって合う合わないがありますが、ハマる人にはとことんハマると思うので、まずは試してみてもいいと思います。少なくとも僕にはハマりました。

こういうお手軽なの一度体験しちゃうと、もう戻れなくなるんですよねー…。

Source: 3M

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