寒い冬に飲みたくなるのが暖かいスープ。
コロナ禍でおうち時間が増えたこと、人々の健康意識が高まったこともあり、お取り寄せができる「野菜がたっぷり入った温かいスープ」を発売するブランドが増えている。
常温、冷凍、乾燥。3種のタイプのスープを比較してみた。
1.常温タイプ「野菜をMOTTO」
国産野菜がゴロゴロ入った、保存料・化学調味料を一切使用しない無添加スープ。
ミネストローネやクラムチャウダーなど、自宅で作ると少し面倒なスープをチンするだけで食べることができる。
常温タイプなので不在時には宅配ポストに入れておいてもらえるのも便利。
カップのまま電子レンジでチンするだけで出来るので、洗い物も出ず、忙しい日に大助かりのスープである。
2.冷凍タイプ「Green Spoon」
それぞれの体や生活習慣に合わせたスープが毎月届く、パーソナルスープ「Green Spoon」
瞬間冷凍したフレッシュな野菜がゴロゴロと入っていて、食べ応えがある。
甘味料・保存料・化学調味料・着色料・香料不使用という安心安全な食事。
冷凍なので直接受け取らなければいけないという点がやや面倒だが、ボリュームたっぷりなのでこれ1食でも満腹になるし、瞬間冷凍しているため野菜の色も鮮やかで見た目も華やかだ。
3.乾燥タイプ「HOSHIKO」
熊本県産の野菜を新鮮なままカットして乾燥加工したキット。
メール便で届くため送料も安いし、ポストに入れてもらえるので受け取りは楽だが、自分で追加の食材やスープの素(シチューのルーなど)を揃える必要があるため、忙しい日に食べるとなるとやや面倒である。
野菜はどう食べるのが一番栄養価が高いのか?
商品の受け取りや調理の手間なども気になるが、やはり一番重視するのは「栄養価」
野菜の栄養価は調理方法(加熱、冷凍、乾燥)によってどのように異なってくるのだろうか?
栄養価が高いのは干し野菜!
野菜を干すと、うまみが濃縮されるほか、栄養価も高くなる。
特に、ビタミンD・ビタミンB群といったビタミンと、カルシウム・鉄分・ナイアシンといったミネラルが増えるとされている。
生の大根と、同じ重さに戻した切り干し大根を比較すると、切り干し大根に含まれる鉄は3倍、食物繊維は4倍、カルシムは5倍にのぼると言われている。
ただ、熱や光、乾燥などに弱いビタミンC(トマトやブロッコリーなど)などは太陽の下で干していると栄養価が落ちてしまうので、要注意。
酵素を破壊しないうちに冷凍すれば問題なし!
一見、栄養価が落ちてしまいそうな冷凍野菜だが、きちんと処理をすれば、生の野菜と比較しても、ほとんど栄養価に差が出ないといわれている。
栄養価を損なわないようにするポイントが「酵素」
野菜に含まれている酵素が働くと、色、味、風味、食感などが損なわれてしまう。
そのため、酵素が働かなくなるように「ブランチング処理(下ゆで)」をした後に、急速冷凍することで、栄養素を失わずにすむことができる。
ただし、ビタミンCや葉酸などの水に溶けやすい栄養素は、ブランチング処理の工程で水に流れ出してしまうため、栄養素が失われてしまうので要注意である。
文/小松佐保(Foody Style代表)
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