京都で創業し、全国にチェーン展開しているラーメン店「天下一品」。 ここの「こってり」ラーメンがとてつもなく好きです。 トータルでおいしいラーメンはいくつもあるけれど、個人的にスープだけでも飲みたいと思うのは天下一品の「こってり」スープだけなんですよね。
今の天下一品には「あっさり」スープもあるけれど、創業してから長らくメニューは「こってり」だけでした。「こってり」こそが天下一品のラーメンだったのです。
天下一品は創業者である木村勉さんが1971年に屋台営業を開始、1975年に記念すべき初店舗として京都市左京区に構えたのが現在の総本店。 筆者が初めて天下一品のラーメンを食べたのは、京都で高校時代を過ごした40年以上前にさかのぼります。 あまりのうまさに衝撃を受け、今日まで最も好きなラーメンとして君臨し続けています。
全国初となる「こってり」スープのみのテイクアウト
2020年11月、現在僕が住んでいる東京都中野区に天下一品が出店。ついに徒歩圏内に天下一品ができました。
その中野店オリジナルメニューで、「こってり」スープを紙コップでテイクアウトできる「コップdeこってり」がSNSで話題になりました。 それもそのはず、「こってり」スープのみのテイクアウトは全国初。 天下一品の「こってり」スープだけを手軽に飲める日がやってきたのですよ!
ネギとチャーシューのかけらが入っているのもうれしいです。
今回は、中野店の開店に至った経緯と、オリジナルメニューを始めた経緯を知りたくなり、天下一品営業部スーパーバイザーの松本秀慶さんにお話を伺いました。
「こってり」スープを手軽に味わってほしかった
──中野区民として待望の天下一品の出店、ありがとうございます。なぜ、あの場所に天下一品が誕生したのでしょうか。 松本さん(以下敬称略):天下一品としては何十年も前から、中野に出店するのが夢だったんです。たまたま物件が空いたので、すぐに行動に出ました。 ──中野がラーメン激戦区だから勝負したかったということでしょうか? 松本:それもありますが、中野は商店街もあり、住宅街もあり、飲み屋も多い。そういう賑わっている街に店を開きたかったんです。隣町の高円寺には早くから天下一品を出店していましたからね。 ──さっそく本題に入りますが、中野店限定で、「こってり」スープだけの販売を持ち帰り専用で始めたのは、どういう経緯があったんですか。 松本:コロナ禍によって、店内でのイートインのお客様が遠のいたなかで、「こってり」スープを手軽に召し上がっていただきたいというところからの発想です。コロナ禍の今だからこそ、何かできないかと考えていた時に、紙コップに入った「こってり」スープを手軽に飲めると喜んでもらえるのではないかと。 始めたのは2021年1月だったのですが、寒い季節に「コップdeこってり」で体を温めて、元気になっていただきたいという思いもありました。
からの記事と詳細 ( 天下一品の「コップdeこってり」スープは多彩なアレンジができる優れモノだった【各地の限定メニュー情報も】(メシ通) - Yahoo!ニュース )
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