ここからはROG Zephyrus G14 GA402を使い、ゲームでどこまでフレームレートが出るのか試していこう。本機は動作モードとしてサイレント、パフォーマンス、Turboが用意されているが、今回はもっとも性能が出るTurboモードにしてテストを実行している。なお、Turboモードを利用するには電源を接続する必要がある。
軽量級ゲーム
まずは、軽めのFPS「VALORANT」と「レインボーシックス シージ」の結果から見ていこう。どちらも最高画質かつ2,560×1,600ドットの高解像度でも120fpsを超えるフレームレートが出ている。滑らかな描画と高解像度による緻密な表示で“勝ち”にこだわれるプレイができるのはうれしいところだ。
中量級ゲーム
次は中量級と言える「レインボーシックス エクストラクション」、「Apex Legends」、「フォートナイト」、「モンスターハンターライズ」を試す。
レインボーシックス エクストラクションは1,920×1,200ドットなら120Hzを生かせる平均フレームレートが出せる。Apex Legendsなら2,560×1,600ドットでも平均117.3fpsと高解像度でも高リフレッシュレートが生かせるのが素晴らしいところ。フォートナイトは高フレームレートを出すには、もう少し画質設定を下げた方がよいだろう。モンスターハンターライズは2,560×1,600ドットかつ最高画質でも快適にプレイが可能だ。
重量級ゲーム
ここからは重量級ゲームに移ろう。一気に「Forza Horizon 5」、「アサシンクリード ヴァルハラ」、「ファークライ6」、「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」、「God of War」を見ていく。
AMD系でフレームレートが出やすいアサシンクリード ヴァルハラのほか、DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT、God of Warは2,560×1,600ドットでも快適なゲームプレイの目安である60fpsにほぼ到達。美麗なグラフィックを高解像度で堪能できる。Forza Horizon 5、ファークライ6は1,920×1,200ドットならほぼ快適にプレイが可能だ。解像度を変えれば、重量級を最高画質で遊べるのはうれしいところ。
続いて、同じく重量級と言える「Microsoft Flight Simulator」、「Sniper Elite 5」、「エルデンリング」だ。
Microsoft Flight Simulatorと、発売されたばかりのSniper Elite 5は非常に重く、快適にプレイするにはもう少し画質を落とした方がよいだろう。エルデンリングは最大60fpsまでしか出ないゲーム。2,560×1,600ドットでも十分プレイできるが、フレームレートの落ち込みを減らしたいなら最小でも52.2fps出ている1,920×1,200ドットの方でプレイした方がよいだろう。
「Ghostwire:Tokyo」と「サイバーパンク2077」は最高画質(レイトレーシングは無効)およびレイトレーシング&アップスケーラー有効時の2パターンで計測している。
レイトレーシングを使わなければ、どちらも1,920×1,200ドットなら最高画質で平均60fpsオーバーと快適なプレイが可能だ。その一方で、レイトレーシングを有効にするとアップスケーラーで描画負荷を軽減しても1,920×1,200ドットで平均60fpsに届かない。なんとかプレイすることはできるというレベルだ。
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