台湾の食堂の定番メニューとなっている魯肉飯(ルーロウハン)は、お店によって味が異なる食べ比べが楽しいグルメです。今回は台北の華西街夜市にある人気店「小王煮瓜」で、魯肉飯と人気のスープ・清湯瓜仔肉etc.をテイクアウト。じっくりと煮込まれたお肉がのった魯肉飯と、ジューシーな肉つみれがたっぷり入ったスープに、大満足のランチとなりました。
華西街夜市にある人気魯肉飯店「小王煮瓜」
今回訪れた「小王煮瓜(シャオワンジュグア)」の最寄り駅は、台北MRT龍山寺駅。駅から歩いて数分の、華西街夜市の中に店舗を構えます。この夜市はディープなグルメがそろっているものの、治安はあまりよくないという情報もあるので、夜に女性1人で訪れるのは避けた方がいいかもしれません。
お店自体は創業1975年から続く人気店で、お客さんがひっきりなしに足を運んでいるのを目にします。筆者はランチタイムに訪れましたが、周りは商店街のようなローカルな雰囲気でした。
まずは伝票に記入して会計を
店内は明るく広々としていて、気持ちよく食事ができそうな雰囲気です。テイクアウトの場合は、限定のお弁当を購入するのもおすすめ。
今回はテイクアウトだったため、まずは店頭に置かれている伝票に記入し、会計を済ませます。番号が書かれたレシートと引き換えに商品を受け取ります。
今回は魯肉飯と清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)、油豆腐(厚揚げ)と滷鴨蛋(鴨の煮玉子)を注文しました。合計価格は132元(約570円)です。
じっくりと煮込まれたつやつや魯肉飯に舌鼓
では、さっそくいただいてみます。
まずは魯肉飯をひとくち。黒に近い色までじっくりと煮込まれた豚肉は、つやつやに輝いていておいしそうです。肉はしょうゆベースの濃いめの味付けで、脂身の部分が口の中でとろっととろけます。
かといってしつこくもなく、絶妙なこってり感と塩加減。これはわざわざ食べに行く価値のある魯肉飯だと感じました。
清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)もぜひ一緒に
続いては清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)を。実はこちらは同店の看板メニューです。黒っぽい色合いのスープで底が見えませんが、スプーンですくってみると、たくさんの肉つみれと瓜が顔を出します。
いったいどんな味がするんだろう?と口に運んでみたところ、肉のコクが溶け出たスープで、醤油ベースの飲みやすい味でした。豚つみれはジューシーで歯ごたえもあり、肉の旨味が凝縮されています。瓜はみずみずしくシャキシャキとした食感が心地よいです。具沢山で食べ応えのあるスープでした。
鴨の煮玉子はほんのり硬めで、醤油ベースの味がしっかりと染み込んでいます。これだけでもご飯がすすみそう。厚揚げはやわらかくてやさしい味で、箸休めにぴったりです。
「小王煮瓜」は、醤油ベースが強めの魯肉飯が好きな人にぜひおすすめしたいお店です。みなさんもいつか台北にいらっしゃった時には、肉つみれと瓜のスープと一緒に、黒く輝く魯肉飯をぜひ味わってみてくださいね。
小王煮瓜
住所:台北市萬華區華西街17之4號攤位153號
[All photos by Yui Imai]
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