2022年8月6日
2024年4月に地球に最も接近する「ポンス・ブルックス彗星(すいせい)」の撮影に、鳥取市佐治町高山のさじアストロパークが成功したと3日、発表した。22・1等という微細な明るさで、国内で撮影された彗星としては最も暗いという。
同彗星は71年周期で太陽系の周りを回っており、前回は1954年に観測されている。今周期は20年6月に米国で初めて観測された。
同館では、103センチ望遠鏡を使い20年8月から撮影を試みてきた。長時間露光など工夫を重ね、12回目となる4月25日に初めて撮影に成功。日本国内の観測は同館が初めて。
これまで国内で観測された天体のうち最も暗く撮影されたのは21等級の天体で、22等級の撮影は例がない。同館の織部隆明主幹は「光害が少なく、空気が澄んでいないと撮影できない。鳥取の星空の美しさが証明された」と語った。
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