国立天文台などの国際研究チームは、水沢VLBI観測所(奥州市)の天文学専用スーパーコンピューター「アテルイⅡ」を使い、天の川銀河の中心付近で起きた変動に関するシナリオを導いた。シミュレーションは中心付近の「棒状構造」の中心で星の形成が爆発的に続き、他エリアで急停止する流れを予測。変動は領域ごとに星の年齢構成が異なるという形で「記録」されているとみられ、今後の観測結果が期待される。
天の川銀河は円盤状で、中心付近には約3万光年にわたって恒星が棒状に集まった構造があると判明している。棒状構造の中心部にはさらに星が集中した「中心核バルジ」と呼ばれる領域もあるが、進化の過程や歴史は分かっていない。
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