埼玉県深谷市の正智深谷高校で5日、同市の薬局「大慶堂」と日本薬科大(伊奈町)が協力してつくった薬膳スープの試飲会があった。
同薬局と同大学は学生の実習などで縁があり、アスリートやスポーツ愛好者ら向けにミネラルを多く含むカキのだしなどを使った薬膳スープの商品化を進めている。一日に1回お湯を注いで飲むことで、体が温まり胃腸の調子が整い、体調回復が期待されるという。
同大学の体育館では、プロバスケットボールチーム「さいたまブロンコス」が練習するなどの関係もあり、同高校OBの波多智也選手(25)がゲスト参加した。波多選手は母校の後輩らとともに試飲。「コンソメのような味がする。体調が整えられることはありがたい」と感想を述べた。
同大学の都築稔副学長は「漢方や薬膳を知ってもらうきっかけになれば」と商品化へ期待感を示した。大慶堂の大谷まり子社長によると、深谷市内の同薬局の店舗やオンラインでの販売などを検討中という。(北浜修)
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