現存する中では最古と言われる、東京・日本橋に本店を構える弁当店『日本橋弁松総本店』。ご飯が進む濃ゆい味付けの総菜がたっぷり入った弁当は、何十年も支持し続ける熱烈なファンも多い。
そんな日本橋弁松総本店は公式Twitterも開設されており、そこでは美味しそうな料理の動画を多数公開している…のだが、普通の料理動画とはちょっと違う。
■ちょっと特殊な料理動画
本日もいつもの様に大量の肉が鎮座しております。そこに突入するキャベツやもやしの野菜連合。肉と野菜の勢力争いが始まりました。 pic.twitter.com/A9kXeJzmAn
— 日本橋弁松総本店 (@benmatsu1850) May 25, 2020
何が違うのかというと、一般的に飲食店やメーカーが料理動画を公開するときは必ず『詳細なレシピ』を一緒に載せるのが当たり前。しかし、日本橋弁松総本店の料理動画はレシピは載せておらず、プロが調理している光景を撮っただけという、非常にシンプルなものなのだ。
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■推理しながら作るのが楽しい
一見ただ簡単に撮っただけのように見える日本橋弁松総本店の料理動画、これを見たとある主婦(30代)がなぜか大絶賛。その理由は非常にシンプルで「老舗の味を想像しながら料理するのが楽しい」とのこと。
レシピがすべてわかる料理動画はただマネするだけだが、日本橋弁松総本店の動画はレシピが無いため、老舗の味付けを自分で考えながら作ることで、単純作業と化していた料理をゲームのように楽しむことができるのだという。
■実際に食べても激ウマ
今日も肉日和ということで、高温でいたぶられる豚肉ダンスをお楽しみ下さい。 pic.twitter.com/o1hcGKPHGt
— 日本橋弁松総本店 (@benmatsu1850) May 3, 2020
実際に主婦がマネしたという、5月4日に投稿された豚肉と小松菜炒めを食べさせてもらったのだが、小松菜のシャキシャキした食感と豚肉の火の通り具合がちょうどよく激ウマ! タレの味付けが不明だったので、夏っぽくポン酢とごま油で作ったのだという。
主婦いわく、炒める時間や火加減は動画でわかるので、そこを参考にすると味付けやメイン以外の具材はわりと自由でもかなり美味しく作れるのだとか。
詳しく書かれたレシピもいいけれど、謎の多い料理動画を推理しながら作るのも楽しいかも? 料理がルーチンワーク化してしまった人は、日本橋弁松総本店のTwitterを見るといいかもしれないぞ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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May 30, 2020 at 08:25AM
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日本最古の弁当店・弁松の「謎が多すぎる料理動画」 主婦が絶賛した理由とは - しらべぇ
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