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Friday, May 1, 2020

野菜スープで免疫力アップ 「ファイトケミカル」手軽に 前田浩・熊本大名誉教授が新著(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルスに感染しないために、身体に良い食事を取ることも心掛けたい。がん治療の研究を長年続ける熊本大の前田浩名誉教授(81)=熊本市=は、このほど刊行した新著で免疫力を高める食事法を紹介、「ウイルスに負けない体をつくることが重要」と訴える。

 前田氏は熊本大医学部教授だった1986年、がん組織の血管の隙間から、血中の大きな分子(高分子)が漏れ出してしまう「EPR効果」を発表。その効果を活用してがんを“狙い撃ち”する治療法の開発を進めており、2016年に米情報会社によってノーベル賞有力候補の一人に挙げられた。

 がんと並行して取り組んだのが、細菌やウイルスについての研究。前田氏によると、感染症はウイルスそのものではなく、細胞を傷つける「活性酸素」が、ウイルスによって過剰に生産されることで炎症を引き起こす。

 そこで重要になるのが、活性酸素を除去する「ファイトケミカル」という物質を体内に準備しておくこと。ファイトケミカルを簡単に、より多く摂取するには、「野菜スープを毎日食べることが効果的」との結論に行き着いたという。

 約1年半ぶりの新著「ウイルスにもガンにも野菜スープの力」では、感染症のメカニズムや、ウイルスに打ち勝つ食事のポイントを科学的に解説。お薦めのレシピをイラスト付きで収録している。

 コマツナやブロッコリーを使った「緑のスープ」やニンジン、トマトの「赤のスープ」のほか、カレーや炒め物など、栄養を効率よく吸収できるメニューや具材の組み合わせをアドバイス。それぞれの野菜に含まれる栄養素の働きについても細かく説明しており、知識を深めながらレシピを試すことができる。

 前田氏は「がんを治す研究を続けるうちに、いかにがんにならないようにするかが重要だと実感した。コロナもがんと同じく予防が第一。家にいる時間が長い今、ぜひ実践してみてほしい」と話している。

 「ウイルスにもガンにも野菜スープの力」は四六判188ページ、幻冬舎刊、1320円。(深川杏樹)

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May 01, 2020 at 09:23AM
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