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Tuesday, March 29, 2022

「Chrome 100」リリース 新ロゴやユーザーエージェント対策など - ITmedia NEWS

 米Googleは3月29日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Chrome 100」(バージョン100.0.4896.60)をWindows、Mac、Linux向けに公開したと発表した。数日かけてロールアウトしていく。

 2008年9月1日に最初のβ版をリリースしてから約13年でバージョン100を迎えた。

 一般ユーザー向けの新機能としては、ロゴのデザイン変更、Webアプリでのマルチディスプレイ対応、[設定]→「プライバシーとセキュリティ」の「安全確認」の改善などが追加された。

 logo Chromeロゴの変遷(画像:Elvin Hu)

 新しいロゴについてGoogleは、隣接する色の境目にあったシャドウをなくし、中心の円を大きくし、色も明るくしたと説明した。

 Webアプリのマルチディスプレイ対応で、プレゼンなどで大画面でスライドを表示し、手元のPCで原稿メモを表示するような使い方ができるようになる。

 multi Webアプリのマルチディスプレイ対応(画像:Google)

 バージョンが3桁になり、UA(ユーザーエージェント)を正しく使っていないWebサイトに影響が出る可能性がある。GoogleとMozillaは過去数カ月、対策を呼び掛けており、「多くの問題は既に修正された」という。なお、GoogleはUAの文字列の使用を「User-Agent Client Hints API」に置き換える計画で、Chrome 101以降では、UAは段階的に削減されていく見込みだ。

 セキュリティ関連では、28件の脆弱性に対処した。今回は最高レベルの脆弱性はなかった。

 開発者向けの情報は、以下の動画を参照されたい。


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