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Saturday, February 15, 2020

暖冬など環境変化に打ち勝つスープ戦略とは 冷製・ON系の健康・カップ入り食品が成長の鍵 ポッカサッポロフード&ビバレッジ(食品新聞) - Yahoo!ニュース

 全国平均気温が上昇するとスープ市場の売上げは減少する――。
 スープ市場は気温とこのような相関関係にあることから、地球温暖化をはじめとする気候変動が問題視されるにともない、スープ市場の先行きも危ぶまれている。
 こうした中、「温暖化でも市場は活性化できる」と自信をのぞかせるのはポッカサッポロフード&ビバレッジの黒柳伸治スープ食品事業部長。
 14日本社でスープ事業方針説明会を開催し、春夏施策の目玉として冷製スープ市場への本格参入を明らかにした。
 同社調べによると19年スープ市場は前年比1・1%増の1240億円と推定。このうち冷製スープ市場は1割にも満たないが、同社は認知拡大によってさらなる成長の可能性が秘められているとみている。

 冷製スープ市場は缶ドリンク・レトルトパウチ・インスタントなどの形態があり、総じて拡大傾向にある。中でも缶ドリンクは冷製スープのエントリー商品になりやすく市場創出に貢献しているという。
 同社は12年にスープブランドの「じっくりコトコト」から冷製缶スープを発売したところ17年に急拡大して出荷量は8年間で約7倍となった。
 この好調要因について「17年にはスーパーさまの常温売場での売上拡大が顕著にみられた。その理由を調査してみると、冷製スープの価値は冷たいことにあるのではなく栄養性にあることが判明。即飲できる小腹満たしや栄養補給、持ち運びできるモバイル性といった価値が受け入れられている」と説明する。
 冷製缶スープには野菜汁も豊富に含まれていることから、黒柳部長は冷製缶スープが持つ小腹みたしや栄養補給の価値を、バータイプの栄養補助食品と野菜補給系飲料の中間にあると位置づける。
 また常温でもおいしさを担保していることため、お湯などで溶かす必要がなくインスタントよりも簡便な点も特長となっている。

 これらの価値を伝えるべく、2月27日に「じっくりコトコト冷製コーンポタージュ」「じっくりコトコト冷製じゃがいものスープ」「じっくりコトコト冷製栗かぼちゃのポタージュ」の既存3品のデザインをブラッシュアップしてリニューアル発売するとともに、より栄養補給イメージを想起できるように「じっくりコトコト冷製トマトと9種の野菜スープ」を新発売する。
 「“ちゃんとした食事がとれない”“時間に余裕がない”というお客様に対して訴求していく」との考えから、“スープにしとこう!”をキーメッセージに掲げ、忙しい朝・調子が出ない日・暑い日のランチ――の3つの切り口でコミュニケーションを展開していく。広告グラフィックには横浜流星さんを起用した。

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February 15, 2020 at 01:00PM
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