知名度がないため、網にかかっても捨てられてしまうことが多い深海魚のおいしさをPRしようと、鹿児島県南さつま市では、高校生などがおよそ400人分の深海魚のスープ作りに挑戦しました。
南さつま市の沿岸で行われているタカエビ漁では「スミクイウオ」や「アカカサゴ」といった深海魚も一緒に網にかかりますが、知名度がないため市場には出回らず、多くが捨てられています。
そこで7日は、深海魚のおいしさを知ってもらおうと、直径1メートル50センチの巨大な鍋を使って、地元の高校生や鹿児島大学の学生などが、イタリア語で魚のスープを意味する「ズッパ・ディ・ペッシェ」400人分の調理に挑戦しました。
イタリア料理店のシェフなどから指導を受けながら、深海魚のつみれや切り身などを入れて煮込み、トマトソース味のスープを完成させました。
調理をした高校生は「深海魚を食べてみておいしかったです。このおいしさを伝えていきたいと思います」と話していました。
試食をした漁業者は「深海魚が少しでも売れて1円でもお金になればありがたいです」と話していました。
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